何の天罰なんだ?この痛み。お尻ってやっぱり大事ね。(後編)
(前回、味わったことのない痛みで、
病院にいったものの、なかなか、
痛みが解消されず、
あきらめかけていた話の続き)
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3か月間ほど通っても、なかなか、
すっきりしない。
多少は、座れるようになったが、
それでも10分座るのがやっと。
治らないかとあきらめつつも、
その日も病院に行った。
その日の診察後の
リハビリマッサージでは、
初めての理学療法士の先生が
施術してくれた。
先生は施術前に、
「坐骨神経痛って、立ち方でわかるよ。
相当痛そうだね」
といって、マッサージを始めた。
さらに、先生は
「ふくらはぎもスネもがちがちに
固まってるね。
これでは、歩くとき痛いよね」と、
私の辛さを、1個1個理解してくれた。
左のお尻の真ん中あたりを、
斜め上に向かって、
ぎゅ~~~っと圧迫する。
痛いけど、なんかすごく気持ちいい。
「オウゥゥゥゥゥゥゥ」。
無意識に声が出てしまう。
理学療法士さんごとに、
得意分野や、施術方法が、
いろいろ違うようで、
この尻もみは、初めてだった。
まるで、集団見合いから、
運命の人に出会った感じ。
20分ほどの施術を終えた時、
今までにない、「治りそう」という
光が差し込んだ気がした。
それからは、診察のたびに、
その理学療法士さんをご指名して
(キャバクラとかホストクラブでは、
こうやってお気に入りを
独占したくなるんだなぁと思いつつ)
至福の時間を過ごした。
この先生になってから、
4回ぐらいで、痛みは
まったくなくなった。
診察のたびに、お尻を揉まれるのは、
恥ずかしい気もするが、
この尻もみが無かったら、
いまだに、痛くて、下手したら、
歩けなくなっていたかもしれない。
(まあ、出産や、痔の治療を経験した私には、
尻もみぐらい、かわいいもんか・・・。)
もう、あの痛みは、味わいたくないので、
坐骨神経痛をぶり返さないために、
以下のことに注意して、
自分でメンテナンスしてる。
(あくまでも、私が考えたことなので、
医学的に正しいかどうかは保証なし)
足腰のだるさ、油断大敵!!
(あと、私は、普段、デスクワーク時に、
バランスボールを愛用。
床から足を離しても、
体制維持できるぐらい、
このバランスボールが
フィットしてる。
家族曰く
「玉乗りしてるサーカスの熊」
らしい・・・。)(#`Д´)凸
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坐骨神経痛になって、
痛みがなく歩けることの
ありがたさを
心底実感した。
当たり前にできていることが、
できなくなる辛さって、
こういうことかと思った。
子供の頃は、祖父母の
「神経痛が辛い」という状態が
よくわからなかったが、
きっと、このぐらい痛くて、
辛かったんだろうな。
(当時は、わかってあげられなくて、
ごめんね。)
加齢や病気で、思うように、
体が動かなくなった人の、
ストレスやもどかしさって、
私以上に強いんだろうなぁ。