しっかり、きっちり・・・ばっちりかぁ?
この前、テレビで、消費税率10%への
引き上げと、「軽減税率制度」についての
ニュースが流れていた。
「酒類・外食を除く飲食料品」と、
「週2回以上発行される新聞」*1については、
.「軽減税率制度」(8%) が適用されるとのこと。
しかし、「酒類・外食を除く飲食料品」
っていうのが、なかなか、「いい具合」の
香ばしさを醸し出してる気がする。
簡単にいうと、
ということらしいが、実際の現場では、
混乱をきたしそう・・・。
ニュース番組内でクイズ形式で.
いくつかケースを紹介していたが、
回答者たちは、判定に迷っていた 。
しかも、回答、解説に間違いがあって、
司会者が謝っていた・・・。
(おいおい、制度を解説するメディアが混乱させてどーするよ)
まさか、テイクアウトしたものを、
フードコートで食べ始めた瞬間、
差額の消費税額、徴収されるのか?(笑)
庶民の懐具合を「お気遣い」
いただいた措置なのかもしれないけど、
現場の運用を、どこまで想定しているんだか。
対応する現場を無視した運用って、
いったい、誰のセンス?
(オリンピックのサマータイム案や、
新元号の発表時期にしてもだけど・・・)
「きめ細かな、お気遣い」で、
飲食店・小売店の現場を
混乱させるぐらいなら、
消費税率は、一律9%なり、
10%にすればいいんじゃない?
って思うのは私だけ?
(庶民のために有効活用してくれるなら)
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そういえば、私が住んでいる地域では、
毎年、「町民運動会」が、
大々的に行われるのだが、
その運動会での「お弁当」配布の運用でも、
こんなことがあったことを思い出した。
5年前までは、お弁当は特に制限なく
会場で、町民に配布されていた。
↓
しかし、余ったお弁当を役員が
分配して持ち帰っていたことに
一部の町民から、クレームが出たらしく、
「役員とあらかじめ選手登録した人のみに
お弁当配布する」という運用に変更された。
↓
↓
すると今度は、自由参加種目に出た人は、
参加したにもかかわらず、
お弁当をもらえないことに
苦情が出たらしく、事前注文制に変更。
しかも当日、申し込み者本人の受け取りと、
持ち帰り禁止という、制限つき・・・。
↓
そのため、町内の担当役員は、
各家庭にお弁当の注文確認を取るという
手間がかかるようになった。
なんか、苦情が出ないようにって、
対応すればするほど、
役員側も、町民側も、どんどん
めんどくさいことになってるよ。
こんなんだったら、昔のように、
当日、自由配布する方が、
役員も、参加者も、気が楽にできて.
よかったんじゃないの?
余ったお弁当を、役員がいくつか
持ち帰ったぐらい、別によくない?
普段から、町内の雑多な雑務を
やってくれてるんだし、
運動会だって、前々から準備してるのに。
なんだか、いろいろ、
きっちりやろうとして、
ルールを細かく決めるのはいいけど、
結局それって、融通きかなくなって、
かえって、運用しにくくないの?
わたしは、こんな運用、
やってられないかも・・・。
誰かそろそろ、声を大にして、
言ってくれない?
(「元の運用に、戻したほうがいいんじゃね!?」)
運用考えるって、難しいね。
「過ぎたるはなお、及ばざるがごとし」?
*1:定期購読契約に基づくもの